- スマホアプリ開発を任されたが必要なものはなにかな
- スマホアプリ開発をするならどんなプログラミング言語を使えばよいのかな
- スマホアプリ開発するけど要員とか確保できるかな。。。スキルがなくても開発できたりする?
といった悩みや疑問がありませんか。
現代はスマートフォンが普及しており、数多くのユーザーがスマホアプリを使っています。
会社でもアプリを作ろうという話が出るかもしれません。
なんとなく、iPhone用とAndroid用を作ればよいやと開発を進めると、開発が失敗する恐れがあります。
そこで、この記事ではスマホアプリ開発するために、必要なものやどういったプログラミング言語を使用するか解説します。
この記事を読むと「スマホアプリ開発を導入する時の失敗しないポイント」がわかります。
目次
スマホアプリ開発に必要なもの3選
スマホアプリ開発に必要なもの3選は下記の3つです。
- パソコン
- テスト用のスマホ
- 企画力
一つずつ解説していきます。
パソコン
パソコンはスマホアプリ開発をするなら必須なので準備しましょう。
開発する対象にもよりますが、Macを使うと、幅広くアプリ開発に使えるからおすすめです。
OS別にスマホアプリ開発をする時のポイントを見ると下記のとおりになります。
スマホアプリの種類 | Mac | Windows |
iPhoneアプリ | 可能 | 不可 |
Androidアプリ | 可能 | 可能 |
Macのほうがパソコンの値段としては高いものが多いです。
しかし、IOSとAndroidの開発ができるので、多くのユーザーに利用してもらうのを考えると、Macのほうがよいかもしれません。
テスト用のスマホ
テスト用のスマホは何種類か準備したほうがよいでしょう。
多端末での検証が必要になるからです。
近年、スマートフォンが普及しており、多様な機種が使われています。
スマホの機種によって表示が変わってしまうかもしれません。
もし2つのOSで使えるアプリを開発したのに、iPhoneではうまく表示できたが、Androidだと表示がおかしいとなると、クレームが入る恐れがあります。
しかし、たくさんのスマホを用意すると、テストの数が膨大になります。
テストのポイントとしては「OSのバージョン」や「解像度が違うもの」で、数台選定すると、効率的なテストができるでしょう。
企画力
スマホアプリ開発を始めるためにもっとも必要なものが企画力です。
ユーザーに使ってもらえるスマホアプリを開発するのが大切だから。
昨今、たくさんのスマホアプリがリリースされています。
狙っているユーザーに必要とされるアプリを作らないと、すぐに廃れる可能性があります。
人気が出るアプリを作るために、ライバルの情報や自社の強みなど、マーケティング力があるとよいでしょう。
スマホアプリ開発に利用するプログラミング言語とは
スマホアプリを開発に利用するプログラミング言語はOSによって違いがあります。
OS別によく使われているものは下記の通りです。
OS | 言語 | 特徴 |
IOS | Swift | Apple社がiPhoneアプリの開発に推奨している言語。
Webアプリにも使えるので、使いやすいと評判。 |
Objective-C | Swift以前にiPhoneアプリ開発のメインで使われていた言語。
クセが強いので、あまり使われなくなってきた。 |
|
Java | 歴史があり、さまざまな環境でも使える言語。
iOS開発でも使えるが、Swiftのほうが人気がある。 |
|
Android | Python | Web開発のメインで使われるが、Androidアプリの開発にも使える。
文法がシンプルなので、初心者でも覚えやすい。 |
Kotlin | Javaから派生したプログラミング言語。
Googleが公認している言語。 |
|
Java | Android開発ではよく利用されている言語。
難易度は高いが、利用者が多く、情報を得やすいのがポイント。 |
それぞれのプログラミング言語に得意・不得意があります。
あなたが開発するチームの要員のスキルを踏まえつつ、どのプログラミング言語を利用するか決めるとよいでしょう。
スマホアプリ開発の目的別に使うツールの種類は
スマホアプリ開発の目的別に使うツールを紹介します。
1.あなたのほうで開発環境を準備して開発をすすめる
2.ローコード・ノーコードのサービスを使って開発をすすめる
順番に解説しますね。
あなたのほうで開発環境を準備して開発をすすめる
1つ目は、あなたのほうで開発環境を準備して開発をすすめる方法です。
前述したプログラミング言語を使って、企画で決めたスマホアプリを「ゼロベース」で作ります。
OS別に開発環境は下記のものがおすすめです。
作るアプリの種類 | 開発環境 |
iPhone | Xcode |
Android | Andoroid studio |
開発環境は他にもいくつかあります。
上記の推奨してる開発環境を使っていただければ問題ありません。
あなたのほうで開発環境を準備して開発をすすめるメリット・デメリット
あなたのほうで開発環境を準備して開発をすすめるメリット・デメリットを紹介します。
メリットは、
- 「自由度」が高く、細かなところまで実装可能
- オリジナリティの高いアプリを作れる
「規模が大きい開発」や「独自性をだしたい」場合に利用するのがよいでしょう。
デメリットには下記のものがあります。
- スキルがある要員を確保しないといけない
- 人手がいるので予算が高くなりやすい
作るアプリによりますが「スキルのある人材の確保」や「コストがかかる」となることが多いです。
ローコード・ノーコードのツールを使う
スマホアプリ開発をする2つ目の方法は「ローコード・ノーコード」といった、スマホアプリ制作サービスを使うことです。
開発の知識がない人でもアプリを作りやすいのが特徴です。
ローコードとノーコードの特徴は下記のようなものがあります。
サービスの種類 | ローコード | ノーコード |
ソースのコーディング | 少ないがプログラムコードを使う | 行わない |
開発に対する専門知識 | 少し必要 | いっさい不要 |
利用できる機能 | 使える機能は限定的だが、拡張性を持たせることができる | テンプレートが決まっている |
向いている開発 | ・設計やデザインはこだわったアプリ
・自社用の要件をアプリに入れたい |
・小規模なアプリの開発
・単純な機能のアプリ |
ローコードとノーコードの特徴を知っておくと、開発時に適用するバリエーションが増えるでしょう。
サービスの一例を出すと、
- 店舗集客に使えるYappli|自社アプリの開発、運用・分析までできるオールインワンのノーコードのアプリ制作ツール
- 業務アプリを作れるMonaca|クラウド技術を使ったローコード方のアプリ開発プラットフォーム
といったものがあります。
それぞれのサービスに強みがあるので、あなたが開発したいアプリや要員を踏まえて、ローコードやノーコードで開発をすすめるとよいでしょう。
ローコード・ノーコードの開発ツールを使うメリット・デメリット
ローコード・ノーコードの開発ツールを使うメリット・デメリットを解説します。
メリットは下記のものがあります。
- 専門的な開発知識がなくてもアプリを作れる
- 開発スピードが早くなる
「規模が小さい開発」や「開発する要員の確保がしにくい」といった場合に利用するのがよいでしょう。
デメリットは、
- 開発の自由度が低い
- サービス利用料がかかる
- ライバルとの差別化が難しくなる
- サービスが終了したら継続が難しい
といったものがあります。
細かな機能を盛り込むことには向いていません。
同じサービスを使った同業他社と見た目が似ることもあるので、独自性が低くなるかもしれません。
スマホアプリを自社で開発環境を準備するか開発サービスを利用するか
スマホアプリを自社で開発環境を準備するか開発サービスを利用するかは、開発するアプリによって検討するとよいでしょう。
どちらにも向き不向きがあるからです。
2つの開発に関する向き不向きは下記のとおりです。
開発方針 | 自社で開発環境を準備 | 開発サービスを利用 (ローコード・ノーコード) |
専門知識 | 必要な場合が多い | 不要なものが多い |
自由度 | 高い | 低い |
単純機能の開発 | 向いている | 向いている |
複雑な機能の開発 | 向いている | やや向いている (ローコードのみ) |
開発期間 | 規模によるが、短いものから長いものまで様々 | 短いものが多い |
コスト | ・規模によるが人手が増えると高くなりやすい
・サービス利用料は |
・人手が少なくできるので抑えやすい
・サービスの利用料がかかり続ける |
課題 | ・スキルがある要員の確保必要
・予算を抑えつつ開発する体制の構築 |
・スキルのある
・サービスが終了すると使えなくなる可能性が高い |
それぞれができることや要員のスキルや確保できるかを把握しつつ、あなたが作るスマホアプリによって、実現できる可能性が高い開発体制を決めるとよいでしょう。
長い目でみると、自社内で作れる開発体制を築けるとよいでしょう。
もし、スキルがある要員がいない場合には、外注を利用してみると、要員を確保できるかもしれません。
まとめ:スマホアプリ開発の必要なものや環境とツールを知りうまくアプリ開発をすすめていきましょう
スマホアプリを開発するなら、まずは届けたいユーザーをターゲットにしたアプリを企画するのが大切です。
事前の知識として
- 開発に使うパソコン
- プログラミング言語
- 開発環境や制作ツール
と多角的な情報を知っておくと、あなたの会社で作りたいアプリにベストな開発手段を選択できるでしょう。
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