マインクラフトには、冒険や建築をもっと自由に楽しめる「チートコマンド」という便利な機能があります。ゲーム内でコマンドを入力するだけで、好きなアイテムを手に入れたり、時間や天候を変えたり、瞬間移動も可能になります。特に初心者にとっては、難しい場面を乗り越えるサポートとして大活躍。
この記事では、Java版・統合版(SwitchやPS4を含む)どちらでも使える、覚えておくと便利なチートコマンドを厳選して7つご紹介します。最初の一歩として、ぜひ使いこなしてみましょう。
目次
マイクラのチートコマンドとは?初心者でも使える裏技機能
マインクラフトには「チートコマンド」と呼ばれる、ゲームをより快適に進めるための便利な機能があります。
初心者でも簡単に使えるうえ、遊び方の幅がぐっと広がるのが魅力です。ここからは、チートコマンドの基本や使い方について、順を追って見ていきましょう。
チートコマンドの基本|できること・使い方とは?
チートコマンドとは、マイクラ内で「/(スラッシュ)」から始まる命令文をチャット欄に入力することで、ゲームの設定や状況を自由に操作できる機能です。
たとえば、昼夜の切り替え・アイテムの入手・ゲームモードの変更・テレポートなど、通常プレイでは手間がかかる操作を一瞬で実行できます。これにより、冒険や建築の効率が大きくアップします。
初心者でも、基本的なコマンドをいくつか覚えるだけで、より快適で自由なマイクラライフが楽しめるようになります。
Java版と統合版での違いはある?
マイクラのチートコマンドは、Java版と統合版(Switch・PS4・スマホなど)どちらでも使えますが、いくつか違いがあります。
基本的なコマンドの内容は共通しているものの、統合版ではチートをオンにすると実績が解除できなくなる点に注意が必要です。また、コマンドの書き方や動作が一部異なる場合もあります。
とはいえ、今回紹介するチートコマンドは両方に対応しているので、バージョンの違いを意識しすぎずに使い始められます。
チートを使うには?設定でオンにする方法(全デバイス対応)
チートコマンドを使うには、まずワールド設定で「チートを許可」する必要があります。新しいワールドを作成する際は、設定画面で「チートの実行を許可」または「チートをオン」に切り替えましょう。
すでに作成済みのワールドなら、Java版では一度「LANに公開」してチートをオンにすることで使用可能になります。統合版では設定メニューからチートの切り替えが可能ですが、有効にすると実績が無効になる点にご注意を。どのデバイスでも、設定を済ませればコマンドが使えるようになります。
チートコマンドの入力方法【Java・統合版・Switch・PS4対応】
チートコマンドは、チャット欄を使って入力するのが基本です。コマンドはすべて「/(スラッシュ)」から始まり、その後に命令文や対象、数値などを入力します。
ここからは、具体的な入力の流れやターゲット指定、各端末ごとの操作方法について見ていきましょう。
チャット欄の開き方と「/」の基本ルール
チートコマンドは、ゲーム中にチャット欄を開いて「/(スラッシュ)」から始まるコマンドを入力することで使えます。
「/」を入力すると、その後に使えるコマンド候補が一覧で表示されるため、初心者でも選びながら入力できて安心です。正しい形式で入力すれば、すぐに効果が反映されます。
@s・@p・@aなどターゲット指定の書き方も覚えよう
チートコマンドでは、効果を与える相手(ターゲット)を指定するために「@」から始まる記号を使います。
よく使われるのが「@s(自分自身)」「@p(最も近いプレイヤー)」「@a(すべてのプレイヤー)」の3つです。たとえば「/tp @s 100 64 100」と入力すれば、自分をその座標にテレポートできます。
マルチプレイ時に他のプレイヤーに効果を与えたい場合は「@p」や「@a」を使うと便利です。コマンドを使いこなすには、このターゲット指定のルールも覚えておきましょう。
SwitchやPS4など各端末ごとの操作の違い
チートコマンドはどの端末でも使えますが、チャット欄の開き方や操作方法には違いがあります。
PC版(Java)はキーボードの「T」や「/」キーでチャットを開きますが、SwitchやPS4などの統合版では、コントローラーの方向キー右を押すことでチャット欄が表示されます。また、文字入力はソフトウェアキーボードを使うため、少し手間に感じるかもしれません。
とはいえ、候補が自動表示される補助機能があるため、コマンドを覚えきれていなくても安心して使えます。
初心者におすすめ!便利すぎるチートコマンド7選
ここからは、初心者でもすぐに使えて便利なチートコマンドを7つ紹介します。ゲームモードの切り替えやアイテムの入手、時間や天候の操作など、日常のプレイがぐっと快適になる基本的なコマンドばかりです。
それぞれの使い方や効果もあわせて解説するので、実際に試しながら覚えてみましょう。
① /gamemode|ゲームモード切り替え(サバイバル⇔クリエイティブ)
「/gamemode」は、マイクラのゲームモードを自由に切り替えられる便利なコマンドです。
基本的な使い方は「/gamemode モード名」と入力するだけ。たとえば「/gamemode creative」でクリエイティブモード、「/gamemode survival」でサバイバルモードに変更できます。
また、モード名の代わりに数字(0〜3)を使うことも可能です。0がサバイバル、1がクリエイティブ、2がアドベンチャー、3がスペクテイターを表しています。たとえば 「/gamemode 1」と入力すれば、クリエイティブモードに切り替わるので、慣れてきた人には便利な方法です。
※ただし、スペクテイター(3)はJava版限定のモードなので、統合版では使用できません。
② /tp(teleport)|座標指定で瞬間移動
「/tp」は、プレイヤーやエンティティを任意の場所に瞬間移動させるコマンドです。
基本の形は「/tp 対象 座標」で、たとえば「/tp @s 100 64 100」と入力すれば、自分(@s)を座標(X=100、Y=64、Z=100)にワープさせられます。
対象を他のプレイヤー名にすれば、その人を移動させることも可能です。また「/tp @s @p」のように、他のプレイヤーの位置へテレポートすることもできます。
高さ(Y座標)を間違えると地中や空中に出ることもあるので、慣れるまでは少しずつ試すのがおすすめです。広い世界を素早く移動したいときに、ぜひ活用してください。
③ /give|好きなアイテムを一瞬でゲット
「/give」コマンドを使えば、欲しいアイテムを好きな数だけ一瞬で入手できます。
基本の書き方は「/give 対象 アイテムID 個数」です。たとえば「/give @s diamond 64」と入力すれば、自分(@s)にダイヤモンドを64個与えられます。
アイテムIDは英語表記で、たとえば「木」は oak_log、「鉄の剣」は iron_sword など。どのアイテムIDが使えるかは、ゲーム内で補完候補を見ながら選ぶと安心です。
サバイバルで集めにくい素材をすぐ入手したいときや、建築の準備を時短したいときに重宝するコマンドです。
④ /time set|昼夜を自由にコントロール
「/time set」コマンドは、マイクラ内の時間を自由に変更できる便利な機能です。
基本の使い方は 「/time set 時間」で、たとえば「 /time set day」で昼に、「/time set night」 で夜に設定できます。また、具体的な数値(0〜24000)で時刻の指定も可能です。たとえば「0」は夜明け、「6000」は正午、「13000」は日没を意味します。
モンスターの出現を避けたいときや、明るい時間帯に作業したいときに非常に便利です。建築や探索を快適に進めたい初心者にもぴったりのコマンドといえるでしょう。
⑤ /weather|天気を晴れ・雨・雷に変える
「/weather」コマンドを使うと、マイクラ内の天気を自由に変更できます。
使い方はシンプルで、「/weather clear」で晴れ、「/weather rain」で雨、「/weather thunder」で雷雨に設定できます。
統合版では、たとえば「/weather rain 120」のように、天候を続ける秒数の指定も可能です。
雨が降ると視界が悪くなったり、雷でモブが変化することもあるため、状況に応じて天気を調整できるのは大きな利点になります。建築作業や撮影の際に天候をコントロールしたいときにも役立つ、覚えておきたい基本コマンドです。
⑥ /effect|ポーション効果を自由に付与
「/effect」コマンドを使えば、ポーションと同じようなステータス効果をプレイヤーやモブに自由に与えることができます。
基本の書き方は「/effect give 対象 効果名 秒数 強さ」。たとえば「/effect give @s speed 60 1」と入力すれば、自分に「移動速度上昇」の効果を60秒間、レベル2(0始まり)で付与できます。
効果の種類は「invisibility(透明化)」「resistance(耐性)」などさまざまで、戦闘や冒険を有利に進めたいときに便利です。効果を解除したい場合は「/effect clear @s」で簡単に消すことができます。応用性が高く、遊び方の幅が広がるコマンドです。
⑦ /spawnpoint|リスポーン地点を好きな場所に設定
「/spawnpoint」コマンドは、プレイヤーが死亡したときに復活するリスポーン地点を自由に設定できる便利なコマンドです。
基本の使い方は「/spawnpoint 対象 座標」で、たとえば「/spawnpoint @s 100 64 100」と入力すれば、自分のリスポーン地点をその座標に固定できます。座標を省略すれば、現在地が自動的に登録されます。
また「/setworldspawn」を使えば、ワールド全体の初期スポーン地点も変更可能です。ベッドがなくても復活地点を自由に決められるため、拠点周辺や安全な場所に設定しておくと安心です。冒険や建築の効率を高めるうえでも役立ちます。
まとめ|チートコマンドを使ってマイクラをもっと楽しく!
チートコマンドを活用すれば、マイクラの世界はもっと自由で快適になります。初心者でも使いやすい基本コマンドを覚えるだけで、作業効率が上がり、遊び方の幅も広がります。
まずは気になるコマンドから試して、自分だけの楽しいプレイスタイルを見つけてみましょう。
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