【マインクラフト】バイオームの種類と特徴|初心者向け完全ガイド

2025.09.25
カテゴリー:プログラミング教室

 

マインクラフトの世界には「バイオーム」と呼ばれる多彩な地形や環境が存在します。平原や森林、砂漠や雪原といったエリアごとに、見た目や気候、登場する動物やモンスターが異なり、遊び方や資源集めのコツも変わってきます。

 

初心者の方にとっては、どのバイオームに拠点を作るか、どこを冒険するか迷ってしまうかもしれません。本記事では、主要なバイオームの種類と特徴をまとめ、探し方や拠点づくりのヒントまで解説します。冒険を始める前にぜひ参考にしてください。

 

マインクラフトのバイオームとは?

 

 

マインクラフトの世界には「バイオーム」と呼ばれるさまざまな環境があります。平らな草原や木がたくさんの森、暑くて乾いた砂漠、雪が降り積もる雪原など、場所によって景色や気候が大きく変わるのです。

 

バイオームごとに生える植物や住んでいる動物、出てくるモンスターも違うので、同じマイクラでも遊び方や集められる資源が変わってきます。たとえば森では木材が集めやすく、砂漠ではガラスの材料になる砂が手に入ります。

 

このようにバイオームは、マインクラフトにおいて冒険や生活に大きく影響する大切な要素です。初心者の方も「この場所はどんなバイオームかな?」と意識することで、サバイバルをもっと楽しく進められるようになるでしょう。

 

まずはここから!主要バイオームの特徴ガイド

マインクラフトにはたくさんのバイオームがあり、それぞれが独自の特徴を持っています。

 

ここでは、よく登場する代表的なバイオームをひとつずつ紹介します。見た目や資源、動物やモンスターの違いを知ることで、冒険を楽しむヒントになるでしょう。

 

平原(Plains)

 

 

平原(Plains)は、なだらかな草原が広がる見通しの良いバイオームです。地面は草ブロックに覆われ、ところどころに小さな花や池が点在します。

 

資源としては、木材こそ少ないものの、ウシ・ブタ・ヒツジ・ウマなどの家畜系モブが多くスポーンし、食料や素材を集めやすいのが特徴です。さらに、村が生成されやすい点も大きな魅力です。

 

メリットは、建築のための整地作業がほとんど不要で、安全に拠点を構えやすいこと。一方で、木材不足に悩む場面があるのがデメリットです。初心者は、近くの森林から木を確保しつつ、平原に拠点を作るのがおすすめです。

 

森林(Forest/シラカバの森/暗い森)

 

 

森林(Forest/白樺の森/暗い森)は、木々が多く生い茂る緑豊かなバイオームです。見た目はオークやシラカバが中心で、シラカバの森は明るい雰囲気、暗い森(ダークフォレスト)は大木が密集して薄暗い景観になります。

 

資源は木材が非常に豊富で、序盤の建築や道具作りには欠かせません。動物はウシやブタ、ニワトリなどが現れるほか、暗い森では敵モブも日中に出やすい点に注意が必要です。構造物では、暗い森にのみ「森の洋館」が生成されます。

 

メリットは木材や食料が集めやすく建築材料に恵まれていること、デメリットは木陰が多いためモンスターが湧きやすく安全性に欠けることです。初心者は、明るく開けたシラカバの森や森林の端を拠点に選ぶと安心です。

 

砂漠(Desert)

 

 

砂漠(Desert)は、砂と砂岩が広がる乾いた大地が特徴のバイオームです。地面は黄色く、草や木はほとんど見られず、サボテンや枯れ木が点々としています。

 

大量の砂を集められるため、ガラスやコンクリートの素材として役立つのが特徴です。動物はウサギが出現し、敵モブは日中でも燃えない「ハスク」が現れます。構造物としては砂漠の村やピラミッド(寺院)が生成され、内部には貴重なアイテムが眠っています。

 

メリットは常に晴れて行動しやすく、探索中に視界が良い点。デメリットは木材や水が乏しく、食料を確保しにくい点です。拠点とするなら近くの森や村から資源を持ち込む工夫が必要になります。

 

雪原(Snowy)

 

 

雪原(Snowy)は、一面が雪と氷に覆われた寒冷バイオームです。地面は雪の積もった草ブロックや氷で覆われ、全体が白銀の景色になります。

 

資源として雪や氷を大量に集められるため、氷の道や雪を使った建築に活かせるのが特徴です。動物は白ウサギやシロクマが現れ、敵モブは移動速度を下げる矢を放つ「ストレイ」が出現します。構造物は雪原の村や小さなイグルーが生成され、運が良ければ地下に秘密の部屋が隠されています。

 

美しい景観を楽しめる反面、水源がすぐ凍ってしまい農業に不向きなのが弱点です。初心者が拠点を作る際は、近くに森林や平原がある場所を選ぶと資源不足を補いやすくなります。

 

ジャングル(Jungle)

 

 

ジャングル(Jungle)は、背の高い木々と濃い緑に包まれたバイオームです。ツタが垂れ下がり、地面にはカカオやスイカが自然に育ち、資源として活用できます。

 

動物ではオウムやオセロットといった珍しいモブが現れ、彩り豊かな環境を楽しめるのが魅力です。構造物としては「ジャングルの寺院」が生成され、内部にはトラップや宝箱が仕掛けられています。

 

メリットは希少な植物や建材を入手できることですが、木々が密集していて移動が大変で、敵モブが近づいても気づきにくいのがデメリットです。初心者が訪れる際は、十分な食料やたいまつを持ち込み、迷子防止の目印を用意しておくと安心です。

 

サバンナ(Savanna)

 

 

サバンナ(Savanna)は、乾いた草原とオレンジ色の幹を持つアカシアの木が特徴的なバイオームです。地面は少し茶色がかった草ブロックで、明るく開放的な景観を楽しめます。

 

資源としてはアカシア木材を入手でき、個性的な建築に役立ちます。動物はウシやヒツジ、ウマなどがスポーンし、村が生成されることも多いため序盤の拠点候補になりやすい環境です。

 

メリットは雨がほとんど降らず行動がしやすいことと、資源や村に恵まれている点。一方で水源や植生が少なく、農業には工夫が必要です。初心者が拠点を構える際は、平原や森林と隣接したサバンナを選ぶと資源不足を補いやすくなります。

 

タイガ(Taiga/巨大タイガ)

 

 

タイガ(Taiga/巨大タイガ)は、トウヒ(マツ)の木が生い茂る針葉樹林バイオームです。見た目は深い緑に覆われ、地面にはポドゾルやシダが広がり、落ち着いた雰囲気を持っています。

 

資源は木材が豊富で、さらにスイートベリーの低木を見つけられるのが特徴です。動物ではオオカミが多くスポーンし、キツネも姿を見せることがあります。巨大タイガでは巨木や苔むした丸石が生成され、独特な景観を楽しめます。構造物としてはタイガの村があり、村人との交易にも役立ちます。

 

メリットは木材や食料源が得やすく、ペットとしてオオカミを仲間にできる点。デメリットは木々が密集して視界が悪く、モンスターが出現しやすい点です。初心者は、森の端や開けた場所に拠点を置くと安全に暮らしやすくなります。

 

湿地(Swamp/マングローブ)

 

 

湿地(Swamp/マングローブ)は、水辺と湿った土地が入り組む独特なバイオームです。地面は草と泥が混ざり、池や小川が多く、木からはツタが垂れ下がっています。

 

マングローブでは赤茶色の幹を持つ木が生え、泥ブロックを資源として入手可能です。動物モブではカエルがスポーンし、夜にはスライムが出現するのが大きな特徴。構造物としては「ウィッチの小屋」があり、中には魔女や黒猫が住みついています。

 

メリットはスライムボールや泥といった特殊資源を集められる点、デメリットは水と陸が混ざって移動が難しく、敵モブが湧きやすい点です。初心者が探索する際は、たいまつを多めに設置し、足場を工夫すると安全に行動できます。

 

山岳(Mountains)

 

 

山岳(Mountains)は、険しい崖や高い山々が連なるダイナミックな景観が特徴のバイオームです。標高の高い場所では雪や氷が広がり、山頂からは周囲の大地を一望できます。

 

資源としては、通常の鉱石に加えてエメラルド鉱石が生成されやすいのが大きな魅力です。動物ではラマやヤギがスポーンしますが、ヤギは突進してくる習性があるため油断しないようにしましょう。

 

メリットは景色が美しく、高所を活かした個性的な拠点作りができる点。一方で、平地が少なく整地に手間がかかり、移動中に落下ダメージを受けやすいのがデメリットです。初心者は、山のふもとや緩やかな斜面を拠点に選ぶと安全に暮らしやすくなります。

 

海洋(Ocean/暖かい海/冷たい海/凍った海)

 

 

海洋(Ocean/暖かい海/冷たい海/凍った海)は、マインクラフト世界の大部分を占める広大な水のバイオームです。見た目は水の色や景観によって異なり、暖かい海では明るい水色とサンゴ礁、冷たい海は濃い青色、凍った海には氷山が浮かびます。

 

資源としては魚や昆布、サンゴ、氷などが集められます。動物モブはタラやサケ、イルカ、ウミガメなどが生息し、夜にはドラウンド(溺死ゾンビ)が現れます。構造物では難破船や海底遺跡、さらに海底神殿が生成され、貴重な戦利品を得られる可能性があります。

 

メリットは食料や資源を確保しやすく、ボートを使えば移動が速いこと。一方で、溺死やモンスターの襲撃に注意が必要なのがデメリットです。初心者は、沿岸に拠点を作りつつ海を利用すると安心して冒険できます。

 

桜(Cherry Grove)

 

 

桜(Cherry Grove)は、ピンク色の桜の木が咲き誇る、明るく華やかな雰囲気のバイオームです。地面には桜の花びらが舞い落ち、淡い色合いに包まれた景観を楽しめます。

 

資源としては、伐採で手に入る桜の原木や花びらブロックがあり、桜色の建材をクラフトできる点が魅力です。動物は特別な専用モブはいませんが、他の丘陵バイオームと同様にウサギなどが見られることがあります。

 

メリットは、景色が非常に美しく、独自の木材を使って華やかな建築を楽しめる点。デメリットは、出現がややレアで探すのに時間がかかる点です。苗木を集めて拠点付近に植えることで、好きな場所に桜を広げられるので、見つけたらぜひやってみましょう。

 

キノコ島(Mushroom Fields)

 

 

キノコ島(Mushroom Fields)は、マインクラフトの中でも特に珍しいバイオームで、広大な海の中にぽつんと現れる孤島のような地形です。地面は菌糸(ミセリウム)で覆われ、赤や茶色の巨大なキノコが生え、独特の雰囲気を持っています。

 

資源では木材が一切存在しないため、他のバイオームから持ち込む必要があります。動物モブは、キノコが生えた牛「ムーシュルーム」が唯一出現し、ボウルを使うことで無限にキノコシチューを得られるのが大きな特徴です。

 

この島最大の利点は、敵対モブが一切スポーンせず安全な点です。デメリットは入手できる資源が限られ、発見自体が非常に難しいこと。見つけた場合は、苗木や木材を持ち込み、長期拠点を構えるのがおすすめです。

 

どうやって探す?バイオームの見つけ方・探し方

 

 

マインクラフトの世界には数多くのバイオームがあり、それぞれがランダムに配置されています。そのため「行きたいバイオームをどうやって探せばいいの?」と迷う人も多いでしょう。

 

ここからは、初心者でも取り入れやすいバイオーム探索の方法をいくつか紹介していきます。

 

気候と湿度の法則

マインクラフトのバイオームは完全にバラバラに生成されるわけではなく、気候や湿度の傾向によってある程度まとまりがあります。

 

たとえば、高温で乾燥した地域には砂漠やサバンナが現れやすく、逆に湿度が高ければジャングルや湿地が出現しやすい仕組みです。寒冷地帯では雪原やタイガが広がることが多く、隣接するバイオームも似た気候になるケースがほとんど。

 

この法則を意識すると、ただ闇雲に歩き回るよりも効率よく目的のバイオームを見つけやすくなります。

 

ボートで海岸線&川沿い探索が効率的

広いワールドを歩いて探すのは時間がかかりますが、ボートを使えば移動速度が上がり、より多くのバイオームを短時間で見つけられます。

 

特に海岸線沿いを進むと、海に面した平原や砂漠、ジャングルなどさまざまなバイオームを次々と確認できるのが大きな利点です。また川に沿って内陸へ進めば、安全に奥地へ入り込めるので探索の幅が広がります。

 

海や川は視界も開けているため迷子になりにくく、初心者でも安心して冒険できる方法です。

 

高い場所から「地面の色」を確認

バイオームごとの違いは、草や木の色合いにもしっかり現れます。例えば、平原は明るい緑、サバンナは少し茶色がかった緑、ジャングルは濃い緑といったように見分けられます。

 

高台や山に登れば周囲の地形を広く見渡せるので、どの方向にどんなバイオームがあるかを簡単に判断できます。特に初心者にとっては、迷わず探索するためのシンプルで効果的な方法です。

 

コマンドを使う:/locate biome <バイオーム名>

どうしても目当てのバイオームが見つからないときは、コマンドを利用するのも一つの方法です。

 

チートを有効にしたワールドで「/locate biome <バイオーム名>」と入力すると、最寄りの指定バイオームの座標が表示されます。たとえば「/locate biome minecraft:cherry_grove」と入力すれば、桜バイオームの場所を知ることが可能です。

 

ただし、チートをオンにすると実績の解除ができなくなる場合があるため注意が必要です。探索の手間を減らし、効率よく冒険を進めたいときに役立つ方法といえるでしょう。

 

まとめ|自分のプレイスタイルに合うバイオームを探そう

マインクラフトのバイオームは、それぞれに景観や資源、モンスターの特徴があり、遊び方に大きく影響します。初心者は整地が楽で安全性の高い平原や森林を拠点に選ぶのが安心ですが、慣れてきたら雪原やジャングルなどにも挑戦してみると新しい発見があります。

 

自分のプレイスタイルに合ったバイオームを選び、冒険や建築をより楽しく広げていきましょう。

 

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